いとしのポテトボーイ
2、ジャガイモ
2、ジャガイモ
わたしは最初、部活をやるつもりはなかった。
この学校にはハンドボール部もないし、これ以上たくましくなるのもイヤだったから。
だけど。
これから毎日、帰宅部を選んだ真希チャンや安土クンたちと一緒に帰るのは不安。
学校帰りに寄り道なんかしたくない。
だって校則違反だもん。
1年生の下駄箱付近では、先輩たちが新入部員の勧誘に必死だった。
掃除当番の真希チャンを待つ間、わたしはその勧誘風景を眺めていた。
その時。
「ねえ。サッカー部に入部しない?」
ユニフォームを着た綺麗な男の子が近づいて来た。
サラサラの髪にユニセクシャルな顔だち。
真希チャンがいたら間違いなく90点はつけるだろう。
175センチほどの身長だろうか。
その半分以上が足、みたいな素敵なプロポーション。
ん? だけどちょっと待ってよ。
サッカー部?
わたしは最初、部活をやるつもりはなかった。
この学校にはハンドボール部もないし、これ以上たくましくなるのもイヤだったから。
だけど。
これから毎日、帰宅部を選んだ真希チャンや安土クンたちと一緒に帰るのは不安。
学校帰りに寄り道なんかしたくない。
だって校則違反だもん。
1年生の下駄箱付近では、先輩たちが新入部員の勧誘に必死だった。
掃除当番の真希チャンを待つ間、わたしはその勧誘風景を眺めていた。
その時。
「ねえ。サッカー部に入部しない?」
ユニフォームを着た綺麗な男の子が近づいて来た。
サラサラの髪にユニセクシャルな顔だち。
真希チャンがいたら間違いなく90点はつけるだろう。
175センチほどの身長だろうか。
その半分以上が足、みたいな素敵なプロポーション。
ん? だけどちょっと待ってよ。
サッカー部?