あの日の僕は。



……確かに、この海里母は海里に対してあまり興味がない感じがするな。


僕の母とは正反対だ。


絶対僕の家じゃ生まれない気まずさだ。


テレビの笑い声が僕の頭の中を駆け巡る。


なんだろう。


なんか軽くなった気がする。


僕は今……どこで何してもいいんだ。


勉強しなくていい。


好きなだけテレビが見れる。


ゲームが出来る。


漫画を読める。


何しても怒られない。


自由なんだ。



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