あの日の僕は。



早く食べて部屋にいこう。


そこから10分間、僕は黙々とチャーハンを食べた。


……海里の母さんは、一度も振り向きはしなかった。
















「ふー……」


部屋に行き壁に寄り掛かる。


ケータイにはメールが1件きていた。


《2時に陸也ん家行くよ!持ち物は?》


持ち物っつっても、ゲーム買うだけだしな。


《適当に》


《了解!んじゃ明日な!》


《おぅ》



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