あの日の僕は。



今頃きっと海里は勉強をしてるだろう。


いや、させられてる、の方が正しいか。


気の毒に。






んじゃ僕は何しよう。


やることがない。



テレビ……はこの部屋には置いてないし。


下に行くのは気まずい。


僕も勉強するか?


でも、それじゃ人生交換した意味がない。














……漫画読むか。









僕は海里の部屋の本を読破、という目標をひっそり立てた。












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