If〜桜龍の彼等〜【完】
「佐和さん、ごめんね?

2人がついて来る事になっちゃって…」

「あ、ううん、私は別に大丈夫だよ」

「そう?ありがとう」

「だけど、柊くんって意外と心配性なんだね」

「そうみたい(笑)」

「優しい彼氏でいいなぁ〜」

こんな風に言われると何だか照れる

「あ、照れてる!可愛い〜。

実はね、私、櫻井さんと話してみたかったの」

「え?私と?」

「ずっとね、どんな子なのかなぁって気になってたの。

だけど、柊くん達とずっと一緒にいるし、他の子とは全然話してないから迷惑かなとか色々考えちゃって…」

私と話したいって子がいるなんて思ってもみなかった

タクト達と一緒にいるから、私の事嫌いなんだと思ってた…


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