不器用な愛を。【短】

踏み出したと同時に肩を掴まれ


「!?」

そのままうしろから抱きしめられた。








「なぁ」



耳元で聞こえた声は
帰ったはずの聖斗のもので。










「どこ行くんだ?」




それは予想外すぎて
私の頭は一瞬で真っ白だ。



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