《致死ノベル》


あれ……? と、ひっかかるものがあった。


――挑戦、成功……?


ハッと。
一瞬にして、霞みがかったモヤの向こうに、小さな光が点灯して消えた。

もしかしたら私は、勘違いをしていたのではないだろうか。


もしそうだとしたら。
もし私の思いつきが正しければ。



私は……

自分で自分を呪った。




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