あの日の約束。
第一章 出逢い

突然

「次、体育じゃん。最悪、、、」


「何が?」


「何が?じゃなくて、悠斗聞いてなかったのかよ。」


一成が言うには次の授業が、体育らしい。
で、コイツは、葉山 一成。
まぁ、俺の親友かな?


「おい。何、ボーっとしてんだよ!!」


「はぁ?ボーっとなんてしてないし。」


「それよりさぁ、今日合コン行かねぇ?」


「ヤだよ。俺、そうゆうの嫌い。」


コイツふざけんなよ。
俺は、合コンが一番嫌いだ。
あんなふざけたもん、出るかッつんだよ。


「いいじゃん。人数が足りねぇんだよ。」


「嫌だ。絶対、行かねぇからな。」


「あッそうじゃ、強制参加ってことで。」


「はぁ?」


絶対、ヤだし。

そう思ってたら、一成は俺が参加することを他のメンバーにも伝えて始めていた。


「おい。俺は、行かないからな。」


「悠斗ってさぁ、嘘が嫌いだったよねぇ?」


「あぁ、俺は嘘が嫌いだ。」


そう、俺は合コンの次に、嘘が嫌いだ。


「んじゃ、行かなきゃだねぇ。」


「はぁ?」


「だって、俺もう伝えちゃったもん。」


「あっ。」


そうだ、さっき一成は、他のメンバーに、俺が行くと伝えていた。
断ったら、嘘を付いたことになる。


「一成、はめやがったな。」


「さあね?絶対、来いよ。」


「わかったよ。俺は、嘘だけはつかねぇよ。」


「はいはい。」


結局、俺は合コンに行かなければならなくなった。
一成。ぜってぇ、恨んでやる。(笑)
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