俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
そんな俺だけど、


ひとつだけ誇れるもんがある。


母親が消えて荒れまくった俺に
春馬だけは変わらなかった。


そして俺もユキナに二股をかけられた時


どうしてだか春馬のことだけは信じられた。



春馬は俺にとって特別な奴。



春馬は絶対に俺を裏切らないし

俺も春馬を裏切らない。



それが、こんな俺の唯一の誇りだった。



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