セカンドラブ


将太はあたしのこと 好きで付き合ってるんじゃなかったんだ


あたし自惚れてた・・・


そう言えば あたしのこと好き?って聞いても答えてくれなかった


早く気づけばいいのに バカなあたし




「あれ?将太くんは?」


優子に呼び止められた


「屋上」


「泣いてんの?喧嘩?
そろそろ別れる?あたしチャンス到来かなぁ~」


マシンガンのように一方的に言う


「じゃあね」


と 屋上へ向かう



< 129 / 217 >

この作品をシェア

pagetop