セカンドラブ


オレは読んで後悔と情けなさで泣けてきた


「何泣いてんの?」


「いや・・・」


「どうして嫌いなのに付き合ったりするの?」


「・・・」


「どうして ・・・守ってあげなかったの?」


「・・・」


「どうして・・・
後一年ここで頑張るって言ってたのに『消えろ』とか言うの?」


「ごめん」


「将太!!!オレは穂香が転校すること知ってたんだ」


と 春が俺たちの様子を見て中へと入ってきた


「はぁ?なんで言わないわけ?」


「キレんなよ お前は穂香の話をしたら すぐに話を変えてただろう でもこんな早く中途半端に行くとは思わなかった それもお前のせいだよ」


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