俺様婚約者~お見合いからの始まり~
トロリとした表情でそう言われると、もう、堪らない。

「百合子…。俺も……」

彼女は顔を紅潮させ、瞼を半分閉じて、呼吸を速めて、今にも蕩けそうな様子だ。

返事はないが、百合子もきっとそうしてほしいのだろう。

彼女の口からは掠れた苦しそうな吐息が漏れ出す。





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