ある日突然...
食事に行く

さくらさんと





さくらさんと地下鉄の駅に向かって歩く。

さくらさんは

「絢乃は肌が白いから黒なんか似合いそうだよね!」

「黒ですかぁ?着けたことないです・・・」

「魔性の女みたいでいいじゃん!」

なんて言ってくる。

電車に乗り、渋谷に向かった。

7時10分、わたしたちはハチ公が見える場所にいる。

Shopに向かうためにスクランブル交差点で信号待ち。


そろそろ信号が変わるというときに、カバンの中の携帯がうなりをあげる。

慌てて取り出すとメールがきた。

メールの送り主は永森さん。

『ようやく終わった。

 待たせたね!

 今どこにいるの?

 一度会社に戻らなきゃ行けないけど、迎えに行くよ』

思わず顔がにやける。

読み終わると同時に信号が変わった。







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