ある日突然...





もう一度、カップを口にする。

仕事の後の香りの良い紅茶に気分を良くして、自分の世界に入っていた。





永森さんの顔が目に入る。

私を見てほほえみを浮かべていた。

思わず顔が赤くなる。

永森さんが急に立ち上がり、私のとなりに腰を下ろした。

「絢乃!」

永森さんの方に顔を向けると、顔が近づいてきた。

今度は目を閉じる。


二人のくちびるは静かに重なった。












< 226 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop