先生と私
side 沙穂

溢れる気持ち


私がずっと先生に言いたかった言葉

―――――ありがと


この言葉を先生に伝えた時

先生はビックリしながらも

優しく笑った気がした。


「沙穂…」

急に呼ばれたことによって、

私は状況を把握できない状況になった。


この言葉の続きは、何だろう…



「ありがとう」

それは、先生からの感謝の言葉だった。

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