隣のカレ【短編】





「日向くんって結構、ヤキモチ妬きなんだね」


「‥‥悪い?」


「ううん。ただ今までのイメージと違ったから」


「‥‥俺だって好きな子の前では素が出ちゃうんだよ」



日向くんのその言葉に顔が熱くなる。



「てか、名前で呼んでよ」


「え?」


「俺だって陽菜って呼んでんだから、お前も名前で呼んでよ」


「‥‥郁斗くん?」



日向く‥郁斗くんを見上げながら言うと郁斗くんはフイッと顔をそらした。




「あんまかわいい顔してこっち見ないで」


「え‥‥」





最近、本当に日向く‥郁斗くんのイメージが変わった。


無愛想でクールな男の子だと思ってたけど本当は照れ屋でヤキモチ妬きで恥ずかしいこと、平気で言えちゃう人。



だけど、そんな彼をあたしはもっともっと好きになった。




無愛想で優しくて照れ屋で不器用で実はかわいい。


それが、あたしの大好きな人。





―――――end


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