伝説
「姫さま、着きました」

エレベーターにカードなどスキャンして入り

「式を飛ばすから」

<影鬼、については前鬼達に
清明殿にも会いたいから明日にでも来て貰いたい>

用件を思い式に息を吹き掛けると

人型の紙は動き壁をすり抜けた

「後ほど清明殿から式が来る

私は会議もあるから

部屋には君尋君もいるはずだし紹介もしなくてはね?」

琉稀ははい、と返事をし部屋を二人で出て
部屋に向かい中に入ると…

「何か、空気悪くないですか」

「私もそう思いました」

顔を見合わせ思ったことは同じで

「君尋君、お帰りなさい

琉嘉挨拶した?」

琉嘉は首を振り

「君尋君、彼は氷川琉嘉
こっちは琉嘉の兄の琉稀

私がいない時は二人と一緒にいて?

私の時間が無い場合は琉稀が見てくれるから」

君尋君は納得はしたように頷く

「これから仕事あるから行って来ます」

「「「「行ってらっしゃい((ませ))」」」」

部屋を出て会社に向かう
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