REAL HOPE Ⅳ
「もしかしてあんた、風神はそんなんじゃないとか思ってたわけ?」
「………」
「あいつらだって暴走族だぜ、しょせんは汚いクズの固まりだ。殺(ヤ)るときゃ殺る」
確かに私は知らない。こいつが言う汚い事も、殺るときは殺るなんて事も…
いつもニコニコ楽しそうに笑ってる姿しか、無邪気にバイクを走らせる皆しか。
だから……
ガンッ!!!
扉の方から聞こえてきたけたたましい音に
「てめぇが頭か、」
ドアの前で手を血で染めているレツに。大きく肩を揺らした