REAL HOPE Ⅳ



「俺といりゃあいい、」


外灯に、月光に。強く光るレツの金のメッシュを久しぶりに見た気がする…



「ずっと俺の側にいりゃあいいだろうが」



久々にこんな近くでレツの顔を見た気がする。



「……なに言って…」



「そうすれば独りになんてなんねぇだろ」



二月の風がパジャマ一枚の私にはすごく寒い。

だけど今は、そんな寒ささえ感じる余裕なんて私にはない




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