REAL HOPE Ⅳ
「だけどレツに会って私は変わった、」
「…………」
「レツを信じたいと思ったし、側にいたいと思った」
「…………」
「好きという感情を知りたいと思ったし、愛を感じたいと思った」
「………」
「でも今の話し聞いて分かったでしょ……、私はレツにふさわしくない。」
親にイラナイと、邪魔だと見捨てられた存在。
どんなにレツを好きでも………愛していてもそれは変わらない。
レツは私みたいな曖昧な存在なんかと一緒にいちゃいけないんだ。