REAL HOPE Ⅳ



涙は止めどなく流れた。


何でかなんてそんなの分かっている…


レツに弱々しい声を出させてしまった事が


そんな言葉を言わせてしまった自分が



恨めしくてしかたない。



握られた右手には、数時間前に貰ったばかりの指輪が寂しく光っている




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