REAL HOPE Ⅳ



そんな不安でいっぱいな私をよそに、目の前のハルマはやっぱり優しく微笑んだまま



「デザート食べる?」「何でも好きなものたの頼んでいいよ」なんて言っている。



だから私は小さく首を左右に振って



「………ハルマ」



「ん?」



「私に聞きたい事が…あるから来たんだよね?」


なかなか話し出さないハルマに、出来れば早く帰りたいという意味を込めて私は呟いた。





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