裏切り~信~
僕が家につくと、誰もいなかった。

部屋に入り、ごろごろしてると

携帯が鳴った。


海からだった。


「話がある、コンビニに来て」

メールにはそう書かれていた。


僕は何も知らず、コンビニに行った。

そこに海の姿はない。


『ん…』

俺は暇を潰すため、

コンビニの中に入って行った。


雑誌コーナーへ行き、立ち読みをしていた。



10分くらいたっただろうか…

いきなり外がうるさくなった。


僕は雑誌から目を離し、

窓の外を見てみると、そこには海と男子が大勢いた。


「涼!」

『なにこのウジャウジャ』


海は僕の問いに答えず、

男子に何かを話していた。


「海を苛めたのはこの女か!」

一人の男子が声を張り上げた。


いーじーめーたぁ?

その一言で、

海がなんと吹きこんだのかが分かった。



コイツまでも嘘をつくとは…

一体僕は、誰を信じればいいの?
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