泣き顔にサヨナラのキス
一部始終を話終えると、みどりはお腹を抱えて笑いだした。
「なにそれ?そのプロポーズもどき……、ってダメお腹痛い。涙出てきた」
「そんなに笑わなくても」
あれから、二週間後の土曜日、みどりの家に遊びに来ていて。
この前の出来事を話した。いや、笑うだろうとは想ったけど。
それにしても、笑いすぎだって。バツが悪くなったあたしは温くなったコーヒーを啜った。
「うん。実に孝太らしい。出来れば本当に手作りして欲しいよね、指輪」
「いや、それはちょっと……」