泣き顔にサヨナラのキス
「好きです」
「さっき、聞いた」
返事なんて要らない。
聞かなくてもわかっているから。だから、今だけ。
「続きしていい?」
あたしは黙って頷いた。原口係長があたしの服をゆっくりと脱がしていく。
それは、あたしが「止めて」と言うのを待っているようで。
確かに、あたしは緊張で身体か震えている。
心臓だって、壊れてしまいそう。
それでも。
原口係長にもっと触れて欲しいと想ってしまう。