泣き顔にサヨナラのキス
    

でもさ、あたしが知らないところで、お弁当を作ってもらったり、二人で夜一緒に居たってどうなんだろう。



あたしだって、気分は良くない!



いや、なんかハラタツ!



意を決して孝太を睨みつけると、バチッと音がするように孝太と目が合った。


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