いじめられっ子と物の怪憑き少女
9章 サボりの屋上でティータイム(紅茶飲む?)



「ふぁー」



屋上につき、開口一番で欠伸をし、いつもの給水タンクの隣に、寝転がる。



「今日も空は青いなー」



そんな事を呟きながらうとうとしていると、下からドアが開くきぃ…と言う音がした。






その音のおかげで、うとうとしていたのがすっかり目が覚めた。



誰やねん。



下を覗いてみると、昨日の自殺願望者がフェンスの近くに立っている。




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