群青の月




冷たい風が吹くベランダで、さっきまで体を覆っていた熱が冷めていくのを感じて。



頭の中では『やっぱりこの体を愛せる人なんていないんだ』って言い聞かせながらも、溢れる涙を零してしまいそうだった。



心を求めてくれた冬夜が、体に対しては一線を引いている事が苦しい。



汚れたこの体に深い憎しみすら感じてしまう程、苦しくて堪らなかったんだ――…。




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