愛姫
笑顔



日差しがポカポカと暖かい日。




ユアとサラはお茶をしていた。




「今日はマヲが帰ってくる日ね」




キラキラ輝く髪に可愛い顔でサラが言う。




「・・・マヲ?・・・どうして?」




「ほら、お兄様の側近。ユアを森に移動させたでしょ??あれでお兄様が激怒したの」




・・・ぁぁ、あの怖い人・・・・。




すると、部屋の扉がノックされた。




「どうぞ」




サラが答える。




「失礼します」




入ってきたのはマヲだった。




・・・・。




「マヲ、今日からまた勤務に戻らせていただきます。ユア様は正妃になられたそうで、」




睨まれる。




・・・怖い・・・。




「マヲ、はやく出ていきなさい」



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