イジワル王太子と政略結婚!?
「でも、もう原因はわかってるんだ。
…俺はあいつの気持ちを考えてやれてなかった」


ウィンクルは俺の肩に止まって、足をぶらぶらさせながら話す。


『シーナは皆の気持ちがわかってそうな気がしてたわ。
だって本当に王子様らしい王子様だもの』


「そうじゃなきゃいけないって思ってたから…必死で自分を作ってきたんだよ」



皆の前ではいつも笑顔を絶やさずに優しく接して、頼れる王子を演じてきた。


でもそれで一番大事な人のことを理解してないんじゃ、どうしようもないけどな…。

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