イジワル王太子と政略結婚!?
『人のこと虫呼ばわりするようなヤツよ!?いつもアタシの歌にケチつけてくるし、花の蜜も横取りされるし…』


…どこかで聞いた話だ。



「俺その小鳥と気が合いそうだな。絶対好きな子に意地悪するタイプだ」

『えッ…!?』


ウィンクルはきょとんとして少し考え込むと、頬がほんのり赤く染まった。



やっぱりな…

完璧に恋する女の子の表情だぞ、それ。



『なっ…なに言ってんのさ!違うわよ!』

「そう?まぁ俺らみたいにならないように大切にしなよ」

『…わかってる』


プイッとそっぽを向いて言う彼女に、思わず笑ってしまった。

< 149 / 241 >

この作品をシェア

pagetop