イジワル王太子と政略結婚!?
『あたしもシーナ様みたいな人と結婚したいなぁ』

『モルにはもっといい人が現れるよ』

『そんなことないよ!あたしシーナ様大好きだもーん』

『ははっ!ありがとな』



大好き、かぁ……


私もあんな風に何の迷いもなく言えたらな…。



仲良く話している二人を直視できずに、私はとにかく箸をすすめた。




他の女の子にはあんなに優しいのに…なんで私には礼儀知らずなのよ。


小さい頃からずっと一緒だから?

親しき仲にも礼儀あり、でしょーが!



フォークでステーキをグサッと刺した…

ところを、向かい側に座っていた王様に目撃され、私はえへっと笑ってごまかした。


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