イジワル王太子と政略結婚!?


こうして私たちは夫婦になった。


国も一つになり、かつての“楽園”アクレギアは復活した。


これからは私たちが、この美しい楽園を守っていかなければならない。



この結婚生活は、決して楽しいことばかりじゃないはず。


だけど、私たちなら大丈夫。



妖精がくれたあの花の指輪が、月日が流れても枯れることなく綺麗なままだから──


あの時のことを…

愛する人を大切に想う気持ちを、ずっと忘れずにいられるから。



これからどんなことがあっても、きっとふたりで乗り越えていける。



ふたりで、幸せになろう。




       *END*



< 240 / 241 >

この作品をシェア

pagetop