7つ上の翔太先生。2

恋バナ

私たちは食事を終えて、部屋へ戻った。


もう体が限界だった、


風呂の準備をして私は畳に寝そべった。


メンバーは7人。


そのうちの一人の子が私に話しかけた。

「ねえ、萌依ちゃんって……今のクラス楽しい?」


と唐突に聞かれて焦る。


私の表情を見ているのは――本木愛ちゃん

愛ちゃんは小学校が同じで、小学校2年生ぶりに同じクラスになった。


あまり仲がよくなかった私と愛ちゃん。

愛ちゃんはバスケ部の部長もやっていて、ユーモアもあって、勉強も出来て。

なんでもできる愛ちゃんが

なぜ…そんなことを聞くのだろう……。



「えっ?あ、、、うーん微妙かなー。」

と少し苦笑いをした。


「前のクラスで仲が良かった子がいたから?」


「うーん、そうかも。」


と目をそらしながら私は愛ちゃんと話した。


「じゃあさ、一緒に今度から行動しようよ。」



「えっ?」


「私ね、バスケ部のメンバーと居るのもいいけど、他の子とも仲良くしたいな。って思ってたの、」


なんていう愛ちゃんが神様に見えた。


私は人見知りで一人で行動することが多い、



そんなときに愛ちゃんが私を救ってくれたんだ。





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