歳の差レンアイ、似た者同士。
翌日、というか、3時間後。

ホコリ臭い仮眠室。

メールの着信音で目覚めた。


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お仕事おつかれさま

患者さん助かった?

電話で仕事の話してる

秀介くんちょっと

カッコよかったよ★

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そんなこと言ってくれるの、キミと廣田先生くらいしかいないよー…。

てゆーか、いつの間にか“秀介くん”になってるし。

うわ。

今更照れる。

狭いベッドの上で悶絶。

やっべぇなー…

完全にハマってんじゃん。



『もしもし…?』

「おはよ…」

『起こしちゃった?』

「ううん、大丈夫。もう起きないとダメな時間だから」

自然と電話してた。

耳慣れた彼女の声。

『で、どうしたの?』

「“紗英”って呼んでみたくて」



__ガタガタッ



『なっ…何いきなり…!?』

「今照れただろ?」

『ちがうっ!!!』

してやったり。

ニンマリしながら寝ぐせを直して、白衣を羽織って仮眠室を出た。

さて、仕事だ。
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