赤い狼 ~連の初めての気持ち~





そして、その場で泣いていると




――ガチャッ――





ドアが開いた。





あぁ。終わった。




俺の心の中で何かが崩れかけた音がした。






ドアの向こうから入ってきたのは、やっぱり親父だった。




俺は床に寝そべったまま、親父にガン飛ばした。





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