甘い時間をください。


いつも何かあったらすぐに麻衣にメールをするけど、今日は送る気にもならない。


「明日学校で話そ…」


あたしはつぶやいてゆっくり目を閉じた。



―でもその夜、なかなか眠れない美咲であったのは言うまでもない。


< 28 / 72 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop