ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
「なに?もしかして固まってる?俺らのこと、コワイって思ってるとか?」
ニヤニヤと不気味な笑みを浮かべて近づいてくる2人組。
逃げたくても恐怖心から力は出ず、もちろん声を張り上げて助けを呼ぶ余裕もない。
あぁ、このままあたしはこの2人から部屋に連れ込まれ、よからぬ事をされるのか?
まだ、キスも未経験なのに…。
これからの自分の未来を思うと泣きそうになって、ガタガタと足が震える。
「そんなに怖がらなくていいよ、俺達とイイコトしよ」
そう言って、金髪の男があたしの肩に触れた時
「なにしてるんだ!!お前たちは!!」
突然金髪男の腕を掴み捻り上げ、助けてくれた背の高いカッコいい人…。