空の色



桐島にそう言われた事で顔を赤くしてると


手に程よい体温が伝わって来た。



「俺は堀内を裏切らない。堀内がいる限り俺の世界に色はあるから」



ギュッと掴まれた手が強く握られた。


嬉しくて泣きそうになっていると、



「だからもし俺といても堀内の世界から色が消えてもまた戻ってくる様に頑張るから、


ずっと俺を好きでいて」



桐島の顔を見ると本当に真剣でその目に吸い込まれそうになる。



そしてそのまま溢れそうだった涙は目から流れ落ちた。




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