空の色



結局桐島を空良と呼べたのもあの一回だけだ。


あれから桐島はあたしのことを青空と呼んでくれるのに...


その心のわだかまりが残っているからあたしは未だに桐島との関係が信じられなくて臆病になっている。



まああたしがチキンなのは昔からだけど。




「今日こそなんとかしなさいよ」


そんなあたしを見ていられなくなったのかそう愛美は言う。


「うん...今日一日ちょっとサボって考える」


「一日サボるのはあんたがめんどくさいだけでしょ」



的確な突っ込みもありがとうございます。



さすがは親友。



見破られている。





とりあえずあたしは鞄だけを机において屋上にサボりにいった。






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