空の色
...って別にあたしと愛美の思い出話は今はよくて、
愛美に恥をかかされた後、こそこそと自分の席に座った。
隣はもちろん、桐島空良だった。
あたしが座る前にもう既に席についていて、挨拶するべきなのかどうか迷っていたら
「俺、桐島空良。空に良いって書いて、空良。よろしく」
桐島から自己紹介をしてきた。
「堀内青空。青い空って書いて青空。よろしく」
さっき愛美に挨拶されたら自分もするって怒られたばっかりなのであたしもちゃんとした。
桐島の名前に少し、ガラでもなく運命を感じながら。