王様の、言うとおり
てっきり売店かと思っていたのに。
自動販売機の方だったとは。
小走りで今度は自動販売機へ。
2つ並んである自販機。
『レモンスカッシュ……』
上から顔と共にスライドして見ていくけれど、レモンスカッシュ、無い。
紙パックのジュースとペットボトルがあるけれど、どちらにもレモンスカッシュは無い。
キング、もしや売店や自動販売機に無いのを知って飲みたいと言ったのでは……?
そんな事を考えながら校内で思い当たる自動販売機の所へ走ります。
『―――ここも、ない。』
欲しいのはレモンスカッシュなのに。
同じ種類を4つも置くなら1つくらいレモンスカッシュを置いてくれればいいじゃないですか……!
もう、自販機に当たります。
何度見ても、レモンスカッシュは無い。
……ダメだ。