王様の、言うとおり



私の方に視線を向ける事無く、机の上に広げたノートにシャーペンを走らせてます。




『亮平くん……部活、は?』



「今日は休み。」


そっかぁ……。




『それ、図書室の?』

「コレ?」

『うん。』



亮平くんの手の中にある漫画を見れば、亮平くんは首を傾げてそれを軽く持ち上げました。

「違う違う。コレ友達から借りたの。図書室なら読んでても大丈夫かなーって。」



『そっか。』

先生が見回りに来てバレない事を祈ります。



と、



「……帰る。」



< 172 / 600 >

この作品をシェア

pagetop