王様の、言うとおり
まだ地に足が着いていない感覚でふわふわしているけど。
テントの下に入り込んで、ブルーシートの上に寝転びます。
「……大丈夫?」
『……なんとか……。』
「大丈夫じゃ、ないね。」
『う、ん。』
寝転んだ私の隣に腰を下ろした亮平くん。
「熱、ありそう?」
『んー……無いと思う。ちょっとクラッてしただけだから。』
「……念の為に水分補給しといた方が良いかな。水貰ってくる。」
『え!良いよ亮平くんっ!』
ガサッとブルーシートを鳴らして、たった今座ったばかりなのにまた動こうとする亮平くん。