王様の、言うとおり

にじゅうに。王様の心の内側






【にじゅうに。王様の心の内側】





夏休みでも課外があるのだけれど。

私は今日休んでしまいました。

夏休み期間中の課外なので欠席も成績に付かないし、ちょっとダルいからと。




お母さんも「昨日珍しく食欲無かったもんね。」とゆっくりしておくように言いつつ一応学校に欠席の連絡を入れてくれました。


キングに会わせる顔がありません。



昨日もいきなり帰ってしまったし、


今日もし行っていたら一番にどうして電話がおわるのを待たずに帰ったのかと問い詰められていたはず。




……そんなこと、聞かれたって分かんないもん。質問にきっと答えられない。



『もぅ……学校行きたくないなぁ……』




ソファーの上が気持ち良くて。今の場所に熱が移って温かくなったと思えばコロコロ転がりながら漫画読んでました。




久しぶりに1巻から最新刊まですべて読み終えた後、



明日も課外だ……と思って憂鬱な気持ちになりながらポツリと呟いた独り言。




それを聞き逃さなかったのはお母さんで。



はぁ?とキッチンから声が飛んでくるけれど、私はソファーに沈んだまま動きません。




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