夏コイ★1ヶ月の特別な時間
連れて来られたのは人気のない神社の裏側だった。
遠くから聞こえる太鼓の音に合わせるように、あたしの心臓も高なる
「これ。遅れちゃったけど……」
「え?」
手渡されたのは、小さな紙袋に包まれたものだった
「美希以外の女の子にプレゼントあげんの初めてだから、気に入るかわかんないけど……開けてみて?」
そう言われて開けると、中には爽太くんのつけていた羽の一回り小さなサイズのネックレスだった
「レディース用。
俺とお揃いになっちゃったけど」
どうしよう……
すごく嬉しい……//////
自然と涙が溢れるのを堪えようと、あたしは視線を下に向ける
「えっ、ゴメン!!
気に入らなかったよな?
だよな……夏海の好みじゃないもんな。」
その言葉にあたしは首を横にふる。
「違う……っ。
嬉しいの…っ、これ、大切にするね……っ。」
「………うん。」