One night lover
すると優さんは、ゆっくり立ち上がり

「ふっ、仕方ないな真由美姫」

そう言いながら、私を子供のようにからかいながら頭を撫でる。

ドキ、ン…

私の胸の鼓動が高鳴る。

私に触れた手

重なる視線

重なる吐息


見つめ合う瞳

だんだん私に近付く唇
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