いぢわる兄は同級生
少し涙がでそうになったのをこらえたあたしは、黙って先輩のジャージに袖を通した。
さっきまで着ていたため、先輩のぬくもりを感じる。
そんなあたしを見て
「はは、ちょっと‥‥いや、かなりブカブカだね」
と言って先輩は笑った。
「‥‥‥へへ///」
なんか、そんな様子を見てると、さっきまで泣きそうだったくせに、自然と笑いが込み上げてきた。
「よし、あとちょっと‥‥頑張ろっか!」
「はいっ!」
おっきなジャージの袖を捲って、あたしたちは再び片付けを始めた。