いぢわる兄は同級生
『あー‥‥そういえば彼女いたんだったわね』
「う、うん‥‥」
『じゃあいいわよね。花火大会の日、午後六時に月夜神社前に集合ね!』
「へ‥‥あ、ちょっ」
プツッ。
返事を聞く前に電話を切られ、あたしはそのままポカーンと携帯のディスプレイを見つめていた。
まぁ‥‥‥いいかな。
雅のおかげで花火大会に行けることになったわけだし‥‥。
ちょっとだけ雅の強引な性格に感謝したあたしは、壁にかけてあるカレンダーに花火大会とペンで書き加えた。
‥‥‥楽しめるといいな。