いぢわる兄は同級生
「べ、別に‥‥関係ないじゃん‥‥」
プイッとそっぽを向いて言うと、水樹は一瞬顔を曇らせた。
その時に、ふと朝のことを思い出して‥‥
「水樹だって‥‥朝のこと‥」
「‥‥‥‥朝?」
なんのこと?という感じで小首を傾げる水樹。
「告白されたこと‥‥‥秘密って‥‥」
あたしが恐る恐る言うと、水樹は「あぁ」といった感じで頭をかく。
「なに?気になる?」
ニヤッと笑った水樹は、あたしのあごをクイッと持ち上げて、顔を近づける。
そのせいで、顔と顔の距離が近すぎて、不覚にもドキッと胸が高鳴る。